無間[むけん]の鐘[かね]
歌詞[かし]
思[おも]ひ[い]には どうした花[はな]の咲[さ]くことと 身[み]にぞ知[し]らるる うやつらや
いかにならひ[い]じや つとめじやとても いやな客[きゃく]にもあは[わ]ねばならぬ やぼならこうしたうきめはせまじ
いとし男[おとこ]は ああままならず しゅびのあいずや手[て]くだの枕[まくら] むりなことでもどうやらかわい
なじみかさなりたのしむ中[なか]の あは[わ]ぬつらさにな うまれしよりも 逢[お]うてわかるる鐘[かね]のこゑ[え]
わかれて逢[お]うて 逢[お]うてわかるる鐘[かね]のこゑ[え]
いつかくるわをはなれてほんに ほんのめ[みょ]うとといは[わ]るるならば 今[いま]はむかしのかたりぐさ
*長唄[ながうた]のことばは昔[むかし]のかなづかいで書[か]くんだ。ひらがなに[ふりがな]をつけた所[ところ]だよ。